NEWS

ニュース

2017.1.19 Press Release

レキオ・パワー・テクノロジー、レキサス、リバネスの3社が資本および業務提携 〜日本初、簡易超音波画像診断装置のAI活用画像データベース構築に向けて〜

レキオ・パワー・テクノロジー株式会社(代表取締役:河村哲、本社:沖縄県那覇市)と株式会社レキサス(代表取締役社長:比屋根隆、本社:沖縄県うるま市)、株式会社リバネス(代表取締役CEO:丸 幸弘、本社:東京都新宿区)は、3社の強みを活かし、掲題のデータベースの構築とその事業化を行うために資本および業務提携を行います。

1.資本および業務提携の内容

(1)資本提携の内容
レキサスはレキオ・パワー・テクノロジーの自己株式から普通株式1,428株(発行済株式数の8.1%)を取得しました。また、リバネスはレキオ・パワー・テクノロジーの自己株式から普通株式714株(発行済株式数の4.0%)を取得しました。

(2)業務提携の内容
3社のリソースおよびノウハウを活用しながら、掲題のデータベースの構築とその事業化において協働してまいります。主な内容は次のとおりです。

1. アフリカを皮切りにして、中南米、アジアと、世界の発展途上国向けに開発した簡易超音波画像診断装置の販売と診断技術の教育を行ないます。
2. Webを通して画像診断の支援を行うクラウドサービスを提供し、従来診断レベルアップのチャンスが圧倒的に少なかった過疎地域の医療従事者に診断技術の自己学習の機会を提供します。
3. 支援サービスなどを通じてクラウド上に集積された超音波画像を活用し、Deep Learning技術にて診断支援情報を提供し、将来的には自動診断へと発展させます。

(3)3社の役割
・レキオ・パワー・テクノロジー
 従来より沖縄県、JICA、地元銀行の協力により進めてきた、発展途上国のニーズにフィットした簡易超音波画像診断装置の企画/開発/製造/販売を継続して行ないます。ターゲットは日本等の先進国ではなく、保健領域で立ち遅れているアフリカ各国を始めとする発展途上国であり、直接現地でヒアリングし、課題を把握し、それを解決しながら導入を進めて参ります。

・レキサス
 「ハロペ H」や「フォトブリッジ」、月間1億PVをこえる膨大なデータ量を誇るサービスなど、数々のサービス企画・開発・運用経験を持つレキサスは、レキオ・パワー・テクノロジーが持つ簡易超音波画像診断装置のユーザ体験を最大化し、世の中をより“シアワセ”にするために、クラウド設計/UXデザイン/UIデザインDeep Learningなどの最新技術を活用したサービス開発を行います。

・リバネス
 リバネスは、株式会社ユーグレナをはじめ、科学・技術を活かした新たな事業の創造を目指すベンチャーを発掘・育成するアジア最大級のシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER(テックプランター)」を通じて、テクノロジーベンチャーの創業支援を行っています。その経験・ノウハウを生かして、ものづくりベンチャーであるレキオ・パワー・テクノロジーと、地元IT企業であるレキサスとともに、沖縄発「ものづくり x IT x 社会貢献」の取り組みをグローバルに拡大させていきます。

2.背景と目的

今回、沖縄県の助成事業である平成27年度/平成28年度新産業研究開発支援事業(交付申請額合計約7,000万円)を活用し、発展途上国向けの高解像度USBプローブの開発及びクラウドを活用した超音波断層画像の診断支援サイトを構築しており、本年3月から販売およびクラウドサービスを開始することとなります。
上記クラウドサービスにより全世界の疾患データを効率的に収集するとともに、約3年後の平成31年度を目処にDeep Learning を活用した診断支援に発展させることを目指しています。

社会が必要とするモノをつくることと、モノだけで解決できない社会課題をITの力で乗り越えてよりよい世界を作ること、そしてそれを沖縄型のビジネスモデルとして継続的に行なってゆくことが、私たちの究極の目的です。

3.各社概要

■レキオ・パワー・テクノロジー株式会社

当社は、ジェネリック医療機器事業にて、医療機器へのアクセスの限られている開発途上国における、保健レベル向上へ寄与する製品開発、販売を行っています。
必要とされるところに、日本で磨かれてきた枯れた技術を集結させ、余計なコストを製品価格に載せることなく、安価に提供することが本事業の特徴です。
上記活動を推進するためにも、機器販売だけではなくITを最大限活用して日本の優れた診断技術を持った医師のスキルを、世界中の医療従事者へ技術移転することにも取り組んでいます。
沖縄のメリットを最大限生かし、世界をキャンバスにしてのびのびと絵を描く、が当社のモットーです。

代表取締役 河村 哲
本社 沖縄県那覇市西1-20-13
ウェブサイト http://lequiopower.com/ja/

■株式会社レキサス

当社では、 動物病院向け会計/顧客管理サービス「ハロペH」やウェディングアルバム編集サービス「フォトブリッジ」など、独自のクラウドサービスを提供しています。また、アマゾンウェブサービスジャパン、ソラコム、ブレイブリッジなど業界のリーディングカンパニーとの協業のもと、アウトドア向け装着型無線機器「withB」や沖縄発日本初のIoT Boot Campサービス「F.E.E.L.(フィール)」を発表するなど、クラウドからハードウェアまで一貫した“フルスケール”でのサービス設計・提供を行っています。また、シリコンバレー研修などを通じて起業家マインドを持った沖縄の若手人財を発掘・育成するプロジェクト「Ryukyufrogs(リュウキュウフロッグス)」の発起人・スポンサーとしても活動しています。

代表取締役社長 比屋根隆
本社 沖縄県うるま市字州崎14番17 沖縄IT津梁パーク内
ウェブサイト http://www.lexues.co.jp

■株式会社リバネス

当社は、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもとに集まった約60名の研究者で運営しており、科学教育、若手研究者支援、創業支援の3つの軸で事業を展開しています。
アジア最大級のシードアクセラレーションプログラム「TECH PLANTER(テックプランター)」では、ロボティクス、バイオ、ヘルスケアなどの様々な分野において、科学・技術を活かした新たな事業の創造を目指すベンチャーの発掘・育成を行っており、石垣島でミドリムシを生産する株式会社ユーグレナをはじめ、南城市において次世代風力発電機による世界初の台風発電実証試験を開始した株式会社チャレナジーなどの創業支援に携わっています。
2008年に沖縄で研究開発事業を開始し、2009年に沖縄事業所を設立し、沖縄における地域資源を活用した研究開発や次世代の研究者や起業家の育成を手掛けています。

代表取締役CEO 丸 幸弘
代表取締役社長COO 高橋 修一郎
本社 東京都新宿区下宮比町1番4号 飯田橋御幸ビル5階
沖縄事業所 沖縄県那覇市字小禄390-102
ウェブサイト https://lne.st

4.お問い合わせ先

レキオ・パワー・テクノロジー株式会社 河村まで
Tel:080-1270-4265 Email:kawamura@lequiopower.com

Webやアプリのご相談やお見積りなど、お気軽にお問い合わせください。

ご相談・お問い合わせ

ご相談・お問い合わせ レキサスオリジナルキャラクター: 営業さん