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2016.7.13 Press Release

レキサス、日本初となるIoTサービス開発専用の企画合宿プログラム『F.E.E.L.』を沖縄で提供開始 ~従来一ヶ月以上かかる内容を1週間で。各分野のスペシャリストの参画で実現~

株式会社レキサス(本社:沖縄県うるま市、代表取締役社長:比屋根隆、以下「レキサス」)はこのたび、日本初となるIoTサービス開発に特化した企画合宿プログラム『F.E.E.L.(フィール)』を提供開始しました。

IoT(※1)サービスの企画開発を行いたい企業が高い集中力で新しい発想を出すための企画合宿をパッケージ化し提供することで、日本発のIoTサービスにスピードと競争力を付随することを目指します。

1.サービス概要
「IoT(モノのインターネット)」という言葉に代表されるように、これからのテクノロジー企業には、従来のソフトウェア開発力だけでなく、ユーザー中心のサービス設計、広義での製品デザイン力、ハードウェアに対する知見、そしてサービス実行基盤としてのクラウドが高次元で融合した製品をスピーディーにリリースしていくことが求められております。

しかしながら、これら5つの要素ではそれぞれ全く異なる技術を要求されるため、1社ですべてをカバーすることが非常に難しく、結果としてIoTにチャレンジしようとしても多くの企業がPoC(※2)等の検証フェーズ、ないしはその前の段階で足踏みをしてしまう状況にあります。

『F.E.E.L.(フィール)』は、Fullscale Experience Engagement Labsの略であり、一気通貫、フルスケール、エンドツーエンドで、“共創”、“デザイン思考”、“非日常”をキーワードに、網羅的な視点でIoTサービスの企画開発を合宿型で支援する画期的なサービスとして提供してまいります。

レキサスでは2年前からIoTサービスに取り組んでおり、獣医療クラウドシステムと連携するペット向けウェアラブルデバイス「ハロペiz(アイズ)」の開発も行っております。また、ハードウェア/ソフトウェア/クラウド分野のスペシャリストとクライアント担当者さまによる企画開発合宿をかねてより数多く実施しており、高い成果を得ることに成功しております。

そこでレキサスでは、弊社およびパートナーシップを結んでいる企業に所属するIoTサービスの企画開発ノウハウをもつ専門家を「目的に応じて必要なときに必要なだけ」集結させ、お客さまとともに短期間で集中的に合宿を行うことでプロジェクトを推進する、IoT製品開発専用のブートキャンプ合宿パッケージ『F.E.E.L.(フィール)』を沖縄で提供することで、日本発のIoTサービスにスピードと競争力を付随することを目指します。
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2.対象となるお客さまの例
・IoTサービスの企画開発の話が社内で出ているが、社内に必要な人材が揃っていない。
・PoC(概念実証)での予算であればなんとか確保できるので、この時流に乗ってまずはPoCを実施し社内や顧客/パートナー内での当該プロジェクトへの理解をすすめたい。
・IoTサービスの企画開発を行いたいが、自社にハードウェアや組込領域に精通した人材はいるものの、ソフトウェアやクラウド領域に精通した人材が不在の為、社内稟議等を含めてなかなか前に進まない。
・IoTサービスの企画開発を行いたいが、自社にソフトウェアやクラウド領域に精通した人材はいるものの、ハードウェアや組込領域に精通した人材が不在の為、社内稟議等を含めてなかなか前に進まない。
・顧客の業務は理解しているが、IoTに必要なテクノロジー各要素やデザインを理解している人間が社内にいない。
・資金はあるが上位レイヤーからIoTサービスの企画設計を相談できるパートナーが足りていない。

3.提供ソリューション
・日常の延長線上で既存業務や従来の概念に縛られたまま臨む生産効率の悪いスタイルではなく、高い集中力の基で新しい発想を出しやすくするため、究極の非日常的空間である沖縄の西海岸(北谷町砂辺地区)に面し海を見下ろすコンドミニアム「サニーズステイ」を会場に、目的に合わせ必要な人材を集めて集中的に合宿を行います(2泊3日プランもしくは1週間プランをご用意)。
・検討テーマ、検討者の状況に合わせてIoTシステムの検討に必要な人材を必要な時間だけ合宿中に提供。ただし想像性、生産性の低下を招かぬよう、一回あたりの合宿期間は一週間を上限とします。
・フェローパートナーシップに賛同いただいた国内外トップクラスの専門家との連携を実現。
・デザイン思考/リーンスタートアップ等のサービス設計手法を採用します。

4.ご利用金額
498,000円からご提供いたします。なお、テーマと規模に応じ柔軟なカスタマイズに対応します。

5.関係者からのコメント
レキサスの代表取締役社長である比屋根 隆は、次のように述べています。
「レキサスにはIoTシステムの企画/設計に必要な人材が揃っており、一気通貫のクラウド&IoTシステムの企画/設計/開発を行った実績(デザイン/ハード/アプリ/ミドル/インフラ)もあります。また、国内外の優秀人材とのフェローパートナーシップネットワーク制度も保有/提供しています。加えて、人材のグローバル化とともに”場所を問わない働き方”を推進する一方、”場所を問う働き方”つまり集中合宿型の開発プロセスもこれまで重ねて実施し成果を出しております。これらレキサスが保有するビジネス上の強みと、レキサスの拠点である沖縄が保有する場所の強みを活かしながら、お客さまにおけるIoT製品開発の一助となるべく、今回このプログラムを提供させて頂くはこびとなりました。」

ソラコムの代表取締役社長である 玉川 憲 様から、下記のエンドースメントを頂戴しております。
「株式会社ソラコムは、この度のレキサスの新サービスを心より歓迎します。ソラコムが提供するIoT通信プラットフォーム「SORACOM」は、IoTに最適な3G/LTE のモバイル通信を、簡易に、リーズナブルに、セキュアにご提供します。レキサスは、「SORACOM」のパートナープログラムにおいて、すでに「SPS認定済インテグレーションパートナー」として認定されており、専門分野の複合体であるIoTシステム構築の実績とノウハウを持つ企業です。レキサスが、地域におけるIT活用だけではなく、これからIoTをビジネスに活かしたいユーザー企業に、新たな発想と、具体的なシステム構築をサポートし、IoT業界の発展に貢献してくださると期待しています。」

ブレイブリッジの最高技術責任者(CTO)である 小橋 泰成 様から、下記のエンドースメントを頂戴しております。
「2015年9月、ハロペ社様が企画したペット向けIoT端末の開発キックオフをすべく、従業員たち7名で沖縄のレキサス様を訪問させて頂きました。沖縄へ行くまでは、数日間沖縄に滞在して他の仕事は大丈夫なのか、相当に不安がありました。沖縄にはプロジェクト責任者・担当者・関係者が全員集まったのですが、企画の実現へ向けて散々議論をし開発ステップや情報の”共有”が明確になりました。また、私は追われている他の仕事をじっくり見つめ直す良い機会にもなりました。この試みが生み出した結果は、お互いの歩みよりや目的達成をいつでも共有し、最終的に皆で物を作り上げるという”共創”に繋がったと思います。さらに、リフレッシュできる沖縄の環境が、”知識による仕事”ではなく、”知識から知恵を生み出す仕事”へと誘ってくれているのも素晴らしいです。今回発表された『F.E.E.L.』は、この沖縄の地で皆が頭をリセットし、リフレッシュし、目標共有とその結果としての”共創”実現へ向けた良いパッケージだと思います。また、弊社もプロフェッショナルなハードウェア設計・製造企業としてフェローパートナーシップに賛同し、協力・連携させて頂こうと思います。」

レキサスでは、今後も“with Heartful Technology”をコンセプトに、広くパートナーシップ戦略をとりながら、最先端のデザインと技術をもちいた心を潤すサービス/プロダクトの開発に取り組んでまいります。

※1:IoT(アイ・オー・ティー:Internet of Things)とは”モノのインターネット”を指し、全てのモノがネットワークを介して繋がり、モノ同士が人の操作・入力を介さず、自律的に最適な制御が行われることを意味します。

※2:PoC(ピー・オー・シー:Proof of Concept)とは”概念実証”を意味し、新たな概念やアイデアの実現可能性を示すために、簡単かつ不完全な実現化(または概要)を行うこと、あるいは、原理のデモンストレーションによって、ある概念や理論の実用化が可能であることを示すことを指しています。概念実証は一般に完全に機能するプロトタイプへと至る前段階と見なされます。資金を提供する側にとってはリスクを低減させる手段であり、資金提供を受ける側にとってはより多くの資金を提供してもらう手段でもあります。

6.関連ページのご案内
・沖縄県北谷町のコンドミニアム「サニーズステイ」: http://www.sunnys-stay.jp/
・株式会社ソラコム:https://soracom.jp/
・株式会社ブレイブリッジ:http://www.braveridge.com/

7.レキサスについて
株式会社レキサスは、ユーザー体験の設計、製品のデザイン(インターフェースデザイン、グラフィックおよびプロダクトデザイン)から、アプリケーション開発、クラウドサービスの提供まで、自社ならびにお客さまの製品/サービスをトータルプロデュースするクリエイター集団です。また、起業家マインドを持つ沖縄の次世代リーダーを発掘育成する「Ryukyufrogs(リュウキュウフロッグス)」の発起人かつスポンサーとしても2007年より活動を続けております。
会社名 株式会社レキサス
代表取締役社長 比屋根隆
本社 沖縄県うるま市字州崎14番17 沖縄IT津梁パーク内
資本金 1億2,500万円
ウェブサイト https://www.lexues.co.jp

8.本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社レキサス
Tel : 098-921-3800  Fax : 098-921-3802  Email:contact@lexues.co.jp
安田 (やすだ)/ 常盤木(ときわぎ)まで

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